こんにちはかずです。
実習のアセスメント難しいですよね。しんどい思いもたくさんしました。
なので、今回もアセスメントと実習のコツについて書きます。
今までに精神の実習編はしたのですが、展開が早くてとても難しい
についてお話していきたいと思います。
めっちゃ量多いですし、心してかかってください。
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事前学習にも使えます!
ほかにもアセスメントについてまとめた記事もあるので、ぜひ参照してください。
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![](https://nurse-kazu.com/wp-content/uploads/2022/06/名称未設定のデザイン-6-160x90.jpg)
先にアセスメントのコツの結論書いておきます。
・術式の違い(開腹術・腹腔鏡手術)
・麻酔の副作用(全身麻酔・硬膜外麻酔)
・既往歴・現病歴の解剖生理
目次
急性期看護とは
急性期と聞いて生き生きする人もいれば
うわぁーしんどい。大変そうやなあと思う人もいると思います。
ちなみに僕は今急性期病棟で働いてますが、正直あんまり好きではないです。
実習でもしんどいと思う人もいると思います。
なぜしんどいかというとめちゃくちゃ展開が早いです
手術後の患者なんて、1、2分程度でバイタルサインも崩れることもあります。
急性期の定義とはなんなのか、辞書によると
超急性期のアセスメントのコツ
さて、超急性期のアセスメントのコツは、
・縫合不全
・術後感染
術後出血(術後24時間以内)
術後出血は、手術していた場所から、出血する事です
生命に直結する理由から危険度が高く、特に開腹術を行った患者ではリスクが上がります
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でも、どんなことみればええんやろ?
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ドレーンの廃液やガーゼの汚染とバイタルサインに要注意やで
術後出血は、出血性ショックです。特に脈拍数の増加と血圧の低下を観察します。
ショックの5pも見ておくといいと思います。
そして、状態も安定していないので、こまめなバイタルサインの測定を行います。
心電図モニターでも、不整脈が起きていないか心拍数が早くないかなど観察してください。
ドレーンの廃液も要注意です。もし、ドレーンの廃液が増えた時など出血を疑います。
逆に、少なくなったらドレーンが抜けたのではないか、詰まったのでないかと考えます。
また、廃液量は体のinoutバランスを見るために必要な観察項目なので、見てください。
その為、ドレーンも必ず観察するようにしましょう。
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ガーゼも出血が広がっていないかないか観察です
術後感染 術後48時間以内
術後感染は、手術の創からの感染です。
これも、手術分野や手術の大きさなどでも変化していきます。
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分野とか、大きさでリスクかわるの?
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手術する場所が大きいと感染しやすいし、腸とか菌が多いで要注意や。
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いつまで、感染のリスクってあるん?
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ムーアの分類でみると、大体2日以内や
ムーアの分類でみると手術した場所は、2日で閉じるといわれてます。
僕も、最初に勉強した時に衝撃でした。
なので、手術したあと2日後にシャワー浴びても傷には入ってこないんです。
なので、創部感染しやすいのは、約2日以内となります。
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血液データーとみて、白血球数とCRPもみて判断してください
縫合不全 術後1週間前後
縫合不全は、手術した場所が完全に閉鎖せず、中の臓器や血液が出てくることです。
手術分野で、負担のかかりやすい部位で起こりやすく、消化器系でリスクが高くなります。
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大腸などだと腹膜炎になりやすいから、注意です
以上が超急性期のアセスメントの基本のコツです。ぜひ参考にしてください。
術式の違い
さて、ここからは術式の違いについて話していきます。
大きく、術式は開腹術と腹腔鏡下術に分けられることが多いです。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
開腹術 (王道です)
開腹術はその名の通り、腹部を切る術式です。
古くからされてきた術式で、今でも多くされています。
一般的に帝王切開でも使われる術式です。
腹部を切る分身体侵襲も大きいです。
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腸閉塞も起こりやすく、腹腔鏡下よりも負担が多い分
経過は長くなりやすいから、早期離床が大切!
腹腔鏡下術 (最近の主流)
最近は腹腔鏡下術が多くされてます。
腹部に小さい穴を何個か開け、その穴から手術に使う器具を入れます。
おなかに炭酸ガスを入れて膨らませ、内視鏡を穴から入れてモニターでみながら手術を行います。
その良さは何といっても身体侵襲が少なく経過が早いです。
また、開腹術に比べてお金も高くなりやすいです。
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実習の中で一番見ると思います。経過が早い分
アセスメントは早く、そして退院支援に繋げましょう。
麻酔の違い
次は麻酔の違いについてお話していきます。
麻酔は、手術でする時には主に全身麻酔・くも膜下麻酔・硬膜外麻酔が主流です。
全身麻酔
麻酔を吸入することで、全身に麻酔をかけます。
麻酔が全身に関わる為、腸の動きや意識レベルも注意してみてください。
麻酔がかかっている時には、呼吸抑制がかかるので、人工呼吸器を使用します。
筋肉も弛緩するので、その間は同一体位による褥瘡も要注意です。
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呼吸状態は良く観察してください
クモ膜下麻酔
クモ膜下麻酔は背中から麻酔をします。
主に下半身の麻酔をするので、意識はあります。
主に麻酔は3~4時間ほど効果があることが多いです。
頭痛が起きる事も麻酔の副作用でありますし、下半身の麻酔の効き具合も観察が必要です。
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ベッドの上げ下げで麻酔の効く部位が変わるから、
安静度は、医師の指示に従ってください。
硬膜外麻酔
硬膜外麻酔も同じく背中から麻酔をします。
主に下半身に対しての手術に使うことが多いです。
くも膜・硬膜外麻酔ならば頭痛や下半身の麻酔域を注意してください。
既往歴・現病歴
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高齢者だった場合は、さらなる遅延の可能性があります
手術はいろんな要素が複雑に絡まってます
現病歴だけではなく、既往歴も大きく術後の経過に、影響するので必ずアセスメントしてください。
まとめ
簡単でしたが僕の手術のアセスメントのコツをまとめてみました。
とても経過が早く、複雑な要素が絡まります。
その中でも、
・術式の違い(開腹術・腹腔鏡手術)
・麻酔の副作用(全身麻酔・硬膜外麻酔)
・既往歴・現病歴の解剖生理
読んで頂きありがとうございました。
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